通院振り返り
SUBシステムの手術が決まってから
このブログを始めたので
腎臓病が発覚してからのネオの通院を
振り返りたいと思います。
今年の2月。ついに恐れていたことが起きてしまった。
朝、ネオがトイレに行く。まあ、それは普通のことだ。すると5分も経たないうちにまたトイレへ。ん?オシッコが出ている形跡がない。またトイレへを繰り返す。これはヤバいと思い、診療時間開始と同時に近くのY病院へ。
幸い、私はリモートワーカーなのでこういう時は融通がきくのだ。

病院ではカテーテルでオシッコを出す処置と、血液検査、尿検査、レントゲン検査、エコーをしてもらった。
ここで大変なことが。
カテーテルでオシッコを出してもらったのはよいものの、なんと、尿道からカテーテルが外れない。押しても引いてもうんともすんともらしい。
そんなことあるの?と思ったけど、何をしても外れないらしい。
最終的に、設備の整っている高度医療センターで外してもらうしかないということになり、紹介状を書いてもらった。その日は対応ができないらしく翌日の午前中に予約をした。
ネオはカテーテルが付いたまま我が家に帰宅した。
なんてこった!と思いながら、連れて帰ってきたネオをキャリーから出した途端、ん?ネオに付いていたカテーテルが外れているではないか。
急いでY病院に連絡をし、高度医療センターに行くことにはならず、翌日の朝、オシッコが自力で出たのでしばらく様子見ということになった。
一体なんだったんだ!?カテーテル事件!

この時の血液検査の結果は変わらずステージ2を維持していたのだけれど、残念ながら報告書が見当たらない。
レントゲンとエコーの結果が最悪だった。
- 右の腎臓に多数の結石(腎臓が大きくなっている)
- 左の腎臓に少量の結石(多分、機能していないだろう、腎臓が小さくなっている)
- どちらかの尿管に結石(このレントゲンでは左右どちらにあるのか確認ができない。エコーでもわからない)
- 膀胱に多数の結石
- 尿道に2つの結石
とのことだった。
今回、オシッコが出なくなった理由は、尿道にあった結石のせいだろうとのこと。
更に尿管にある結石が厄介だ。多分、機能していないだろう左の腎臓の尿管に結石があれば不幸中の幸いだが、一つで頑張って機能している右の腎臓の尿管だと詰まった場合、まずい。みるみるうちに、急性腎臓病からの尿毒症になりかねない。
猫の泌尿器の病気 猫の急性腎不全
引用元:花王「猫の泌尿器ケア研究会」
腎臓の機能が突然、正常に働かなくなって低下します。進行がとても早く、数日単位で急速に腎臓機能が低下するので、症状も突然現れます。
猫の泌尿器の病気 猫の尿毒症
引用元:花王「猫の泌尿器ケア研究会」
腎臓の機能が著しく低下して、通常はオシッコと一緒に体の外に排泄される有害物質(窒素化合物)が体内にたまっている状態です。一刻も早く治療を行わないと死に至る、とても危険な症状です。

上の図でもわかるように、ネオは
・腎臓結石・尿管結石・膀胱結石・尿道結石の全てに当てはまっていた。

以前から結石があったのですか?
そう聞かれた時に思い出した。そういえばネオが5歳の時に、確か、歯石除去をする日だったか何かのタイミングでレントゲンを撮った時、石のような影が2つほど写っていると東京のT病院で言われたことを私は思い出したのだった。

今思うと、なぜこの時に食事を見直す話が出なかったのか?それほどのことでもなかったのか?タラレバは考えたくないけど・・・。


どちらの尿管に結石があるのか、もう一度調べた方がいいですね。
とのこと。
ただ、レントゲンを撮る際、ネオの体が動かずにいい感じの体勢で撮れればきちんと写るらしいのだけれど、そうでないとまたわかりにくい画像(同じ結果)になるとのことだった。
カテーテルは付いたままだったし、結石はたくさんあるしで、とても不安な気持ちで病院から帰宅したのを今でもはっきりと覚えている。
尿検査結果(基準値外のみ抜粋)
2019.2.13
検査 | 項目 | 状態・結果 | 基準値 |
肉眼所見 | 色 | 異常 | |
肉眼所見 | 混濁 | 有 | |
試験紙 | 潜血 | +++ | −(陰性) |
試験紙 | 蛋白質 | + | −(陰性) |
顕微鏡 | 赤血球 | ++ | |
顕微鏡 | 結晶 | − |

どこの病院のレントゲンでも、ちゃんと写らないのだろうか?レントゲンの機能のレベルの関係?腕の問題?など、素人にはわかるはずもなくいろいろ考えてしまった。
あくまでもネオの症状・処置の記録です。
ニャンコによって個体差があるので
参考程度にご覧になってくださいね。
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