「吐きそう」
昨日から始めたブログ。今日も書けた。というか、何かしていないと落ち着かないの。
始めたばかりでいきなりだけど、明日、愛猫ネオは手術をする。
だから、緊張して吐きそうなの。
何からここに綴ればいいんだろ。
これまでのネオの体のことは追い追いさかのぼって書くとして、明日、予定している手術のことを書こう。
膀胱の中にあるいくつかの結石をとる。
そして、もうひとつ。
右の腎臓にあるいくつかの結石と尿管にあるひとつの結石は触らずに、(正確にいうと触れない状態)右の腎臓から膀胱へ繋ぐバイパス手術SUBシステムというのを設置するのだ。
猫のSUB System
引用元:あおき動物病院
SUB Systemというのは近年行われるようになった、デバイスを利用した尿管閉塞の猫ちゃんへの手術方法の一つになります。
SUB Systemは写真のキットを使用します。主な内容としては腎臓に設置するカテーテル、膀胱へ設置するカテーテル、そして2本のカテーテルを連結する金属製ポートで構成されています(写真)。
これ、すごい手術よ。ググっても数人の方のブログしか見つからない。
その方達も書いているけど、SUBシステムのことは獣医さんがどういうものなのかとか、レントゲンや手術までの経緯とか書いているけど、私が知りたいのは術後のことなのよ。
SUBシステムを設置したあとの生活は?
その管の劣化は?
異物を体に入れることの影響は?
などなど、不安材料いっぱい。
そんなに不安なのにどうして手術するのかって?
それは・・・
今のネオの体の状態に対して策がそれしかないから。
もちろん、何もしないという選択肢もあるけど、いつ、結石が詰まって急性腎不全からの尿毒症になってもおかしくないほど、身体中に結石がいるのだ。
猫の泌尿器の病気 猫の急性腎不全
引用元:花王「猫の泌尿器ケア研究会」
腎臓の機能が突然、正常に働かなくなって低下します。進行がとても早く、数日単位で急速に腎臓機能が低下するので、症状も突然現れます。
猫の泌尿器の病気 猫の尿毒症
引用元:花王「猫の泌尿器ケア研究会」
腎臓の機能が著しく低下して、通常はオシッコと一緒に体の外に排泄される有害物質(窒素化合物)が体内にたまっている状態です。一刻も早く治療を行わないと死に至る、とても危険な症状です。
例えばある日の夜、突然、尿管にある結石が詰まる。
慌てて夜間の救急病院に連れて行く。
「手術するしかありません!どうしますか?」と聞かれる。
多分、私は、「お願いします!」と言うだろう。
それだったら、緊急で手術をするより前もって血液検査をして、12歳で腎臓はステージ2でありながらも「今なら手術できます。ラストチャンスかも」と言われているうちに、少しでも体の状態が保てているうちに、手術してもらった方がいいだろうと判断した。
ネオはお腹を撫でられるのが好きだ。たぶん。
そのお腹に数センチもの傷が入り、異物が入るのは本当に悲しい。申し訳ない気持ちでいっぱいでアホみたいに涙が出る。
手術するのは私のエゴかもしれない。自然に寿命を全うした方がいいのかもしれない。ネオもそう思っているのかもしれない。
でもさ、無理なんだ。まだ、無理なんだ。
あー・・・吐きそう。
コメント
初めまして。
約3週間前、3歳の妹猫がSUBバイパス手術を受けました。
来週末に初めてのSUB洗浄と血液検査を行う予定です。
うちには今年の5月(頃)23歳になるお姉(ばあ)ちゃん猫がいます。
腎臓病やら甲状腺やら持病ありますがなんとか現状維持で過ごしています。
人間二人(わたしと夫)でお姉ちゃん猫の残りの猫人生に全力を使うことをモットーに過ごしてきましたが、青天の霹靂で妹がSUB子になりました。
どちらも大切、どちらもこの上なく愛しています。
でも、今今の状況がお姉ちゃんに全力を向けられていないことへのジレンマと、妹ちゃんを今まで若いからってほったらかしにしてたつけがまわってきたような罪悪感とで凹んでます。
SUBに関しては獣医さんのHPやブログ等でSUB手術そのものについての説明で納得はできましたが、仰るとおり術後の猫ちゃんたちの様子はわからず不安が募るばかり。
いろいろ検索してネオちゃんのブログにたどり着きました。イッキに読みました。
今後SUB手術を受けるネコちゃんのために、わたしも妹猫の記録を残して少しでも役立ていただければと思っています(今はあっぷあっぷ状態(苦))。
長々すみません。ブログ拝読させていただきありがとうございました!